2018-01-01から1年間の記事一覧
サマセット・モーム『月と六ペンス』 新潮文庫 この本もある友人に薦められた。友人に薦められてばっかだな俺、少しは自分から読め、という感じがする。 率直な感想としては、とんでもなく面白かった。自分はこういう話好きですね。その友人が薦めてくれる本…
宮本武蔵『五輪書』 岩波文庫 これもずっと前から読もうと思っていた本。最近同じような趣味を持つ友人と偶然出会い、色々話して思ったのだが、私の読書量など屁の突っ張りでもない。薄々気付いていたことであるが、実に良い刺激になった、ありがとうござい…
アンドレイ・クルコフ『ペンギンの憂鬱』 新潮クレストブックス この本は元々友人に薦められたもので、新しい分野、雰囲気を味わうのも良いと思い読んだ。こういう海外文学を読んだのは初めてで、中々に新鮮だった、というのがまずある。小説を読むとき、情…
小林康夫、船曳健夫『知の技法』 東京大学出版会 学術系の本について感想は非常に書きづらいので適当にツラツラ書いていくことにしました。乱文失礼。 明治時代、民法典論争の「民法出デテ忠孝亡ブ」で有名な穂積八束の兄、穂積陳重の話が出てきた。 コンコ…
夏目漱石『三四郎』 新潮文庫 こんなブログやっておきながら今まで夏目漱石はほとんど読んできませんでした。読んだのは『こころ』だけです。もう内容忘れましたが。 僕はこの作品好きですね。何というか合うものがあるというか。もう何度かは読める。しかし…
スタンダール『赤と黒』 新潮文庫 今回はスタンダールの『赤と黒』です。自分は文学を真面目に勉強しているわけではないので詳しくないですが、前半は不倫文学というやつなんでしょうかね。そんな言葉あるのかな。名前しか知らないですがフローベールの『ボ…